暖かくなってきました!居眠り運転に注意!
暖かい気候の日が増えてきて櫻も満開になってきました。コロナもだいぶ落ち着き遠くへお花見に出かける方や旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。最近暖かくなり車の運転中うとうとしてしまうなんてことありませんか?
せっかくのお出かけで居眠り運転が原因で交通事故を起こしてしまったら楽しい気分が台無しになってしまいます。今回は居眠り運転の対策と対処方法をお伝えしていきます。
まず、居眠り運転の特徴として高い死亡率が挙げられます。
居眠り運転はハンドル操作やブレーキ操作などによる危険回避行動がとれないためスピードが出た状態での事故が起きやすくなっています。特に高速道路における死亡率は他の要因と比べ4倍以上高くなっています。
居眠り運転を引き起こす原因
居眠り運転を引き起こす原因の多くは睡眠不足によるものです。十分な睡眠時間は7~9時間といわれており、睡眠時間が短ければそれだけ事故のリスクも上がってきます。
睡眠時無呼吸症候群などの病気も居眠り運転を引き起こす原因の一つです。この病気は十分な睡眠時間が取れているにも関わらず、睡眠中に無呼吸になる影響で脳に酸素が十分に送られず脳がうまく休まらなくなってしまうものです。その為、日中に強い眠気に襲われ居眠り運転に繋がってきます。
また、花粉症の薬や風邪薬などの副作用で眠気を催すものもあるので服用している方は注意しましょう。
睡眠の質を高める3つの方法
1.生活習慣の改善
生活習慣の改善といってもいろいろありすぎてなにから手を付けていいかわからなくなりますがまずは“光”をコントロールしてみましょう。日中は外に出て日光を浴び夜はできるだけ暗い場所で過ごしましょう。ただし、寝る一時間前にスマホやパソコンを見てしまうと脳が「今は昼だ」と認識してしまい睡眠の質が悪くなってしまいます。
生活習慣を整えるには体内時計の調節も重要です。人間の体内時計は個人差はありますが24時間より長く設定されています。朝に日光を浴びることによってそのズレを調節していることがわかっています。そして日中きちんと日光を浴びることで夜に深い睡眠がとれることがわかっています。
2.寝室の環境を整える
冬の場合は湿度を20度くらい、夏は26度くらいを目安に設定し、湿度も気をつけるとなお良いでしょう。
3.ストレス対策
個人差はありますが仕事や人間関係などで生じたストレスは睡眠にも影響します。ストレスを感じたらその日のうちに対処した方が良いので自分がリラックスできる趣味、ストレッチやヨガのような運動や入浴をして心を休ませてあげるのが良いでしょう。
眠気覚ましの方法
・カフェイン(コーヒー1~2杯)+仮眠(15分程度)
30分以上仮眠をとってしまうと睡眠慣性と呼ばれる寝ぼけた状態が続くため逆効果になってしまいます。長めの仮眠をとる場合は起きた後身体を動かすなど身体をリフレッシュさせてから運転しましょう。カフェインは摂取後15~30分で効果が出始めるためカフェインをとってから15分の仮眠を行うのが良いでしょう。
・2時間に1回以上の休憩
高速道路には50Kmごとにサービスエリア、15Kmごとにパーキングエリアが設置されています。長時間のドライブでは車を止めて外の新鮮な空気を吸いましょう。
・ガム、昆布を食べる
脳の血管を拡張させ血行を良くするため眠気防止の効果があり、一時的な覚醒効果があります。
・会話をする・歌を歌う
同乗者がいる場合は会話に付き合ってもらうのが効果的です。一人の時は歌を歌って眠気を飛ばすのも効果的になってきます。
今回紹介した対策と対処法を心がけ長距離ドライブでも安心・安全に目的地まで到着できるように意識しましょう。