高速道路上の事故を防ぎましょう!

暖かい日が多くなりお出かけ日和の日が続いています。先月から県民割を拡大し、隣県割、地域ブロック割などの制度がスタートしています。これにより高速道路を利用して旅行に出かける方もいると思います。今回は高速道路を安全に走行するために気をつけることを3つ

紹介したいと思います。

 

1.高速道路上での故障に注意!

高速道路は一般道と違い時速100km近い車が行き交っています。そんな中で交通事故を起こすと重大事故になりかねません。平成29年度中の高速道路事故の原因第一位はタイヤの故障で全体の約55%を占めています。次いで潤滑油のトラブルが約5%になります。

高速道路ではタイヤの車両トラブルが圧倒的に多い傾向があるとわかると思います。

高速道路を使う予定のある方は事前にタイヤの摩耗や、空気圧といった点検を行うことで故障や、事故を防止することができます。

 

2.歩行者に注意!

高速道路上には歩行者がいないと思いがちですが、人が車に引かれてしまう事故は少なくないのです。

事故や故障の際に高速道路上に出てしまい、後続車にひかれてしまうというケースがあり、運転者側も路肩等に停止している車を見かけたら速度を落とすなど、注意して運転する必要があります。

また、もしやむを得ず停車した場合は路肩に移動し、一般の道路の感覚で路上で行動しないように注意しなければなりません。発煙筒や三角表示板などの停止表示器材を設置し後続車両へ注意を促しましょう。また、むやみに路肩を歩かず、ガードレールの外側など安全な場所に避難するようにしましょう。

 

3.全席シートベルトは必ず着用しましょう!

シートベルトを着用していないと車外放出事故に繋がる可能性が上がり、死亡事故になる可能性が高くなってしまいます。

 

高速道路でのシートベルト着用は全席で義務化されていますが、2021年の統計で運転席、助手席のシートベルト着用率は90%以上でしたが、後部座席は約75%となっており、低い値となっています。後部座席でシートベルトを着用せずに交通事故に遭った場合、車外放出の他に前席同乗者への加害などの危険性があります。シートベルトを着用することで、車外放出による死亡事故を減らすことができます。

 

高速道路での交通事故を無くすために運転前には車の点検、整備を定期的に行い、同乗者にはシートベルト着用を促すなど安全対策が大切になってきます。

PageTop