雪道のでのトラブルに注意しましょう!
最近は寒波の影響で一日中凍るような寒さの日が続いています。北陸地域では大雪が降り道路での立ち往生や、スリップ事故、一酸化炭素中毒による死亡事故も発生しています。
山梨県はそこまで雪がたくさん降る地域ではないですがその分、雪道の運転に慣れていないドライバーがたくさんいると思います。今回は雪道での運転の注意点、万が一立ち往生などしてしまった時の対処法を紹介していきたいと思います。
雪道での注意点
・雪道をノーマルタイヤで走行することは極めて危険なので、スタッドレスタイヤやチェーンを必ず装着する。
・スリップによるトラブルの危険性があるため、急な車線変更、急ブレーキは厳禁。
・先行車との車間距離を多めにとる。
・発進時はアクセルをじわりと踏み込み、ゆっくり発進する。
・屋根に積もった雪はブレーキ時にフロントガラスへ雪崩を起こし視界不良となる危険性があるため、除雪してから運転する。
アイスバーンでの注意点
・アイスバーンは雪道以上に滑るので要注意。
・昼間に積もった雪が解けたときや、雨が降った後の冷え込みが強くなる夜間や明け方は、一見すると濡れたアスファルト路面のように黒く見えるのに、実は表面が凍りついている路面「ブラックアイスバーン」になる可能性があるため、注意が必要。
・「ブラックアイスバーン」では滑ることを前提にした慎重な運転(予測運転)が必要。発進、停止、カーブで「急」のつく動作は厳禁。
・風通しのよい橋の上や陸橋、トンネル出入口付近がもっとも危険。
雪道でスタックした場合は…
・タイヤがスリップしたり新雪にはまった場合は、ゆっくりとクルマを前後に動かしてタイヤ周辺の雪を踏み固めるようにする。
・道路脇に砂箱があれば、駆動輪の外周にこの砂を振りかける。
立ち往生してしまった場合
・一時間に一回は窓を開け換気をしましょう。
・ずっと同じ姿勢で座っているとエコノミークラス症候群の危険性が高まります。車内でも2時間に一回は足のストレッチを心がけましょう。
・マフラー周りが雪で埋まると車内に一酸化炭素が充満してしまいます。一酸化炭素は無臭で車内にいても気づかないことがあります。雪が降っている日は定期的にマフラー周りの雪を除雪しましょう。
雪道を走る前のチェックポイント
・幹線道路を中心にルート設計をする
幹線道路を中心にルートを設計するようにしましょう。地図上では2車線でも積雪の状態により1車線しか走行できないこともあります。カーナビを過信しすぎず、幹線道路を中心に走行しましょう。
・走行時間を多めに見積もる
余裕を持ったスケジュールでドライブしましょう。雪道では速度を抑えて走行したり、通行止めや交通事故の渋滞が発生するリスクが多くなっています。安心して運転できるよう時間に余裕をもって出発しましょう。
・天気予報を随時確認する。
目的地の天気の情報を数日前から収集しておくことでドライブのスケジュールを上手に決めることができます。当日の道路状況などはライブカメラの映像などで確認できるので上手く情報収集をしましょう。
雪道での運転は事故のリスクがかなり高くなります。雪の降っている時は外出を控えるの一番ですがどうしても外出しなければならないときはこころにゆとりをもって慎重な運転を心がけましょう。