花粉症シーズン到来!薬の副作用に注意!
花粉症を患っている方は最近症状が出てきて辛い時期かと思います。多くの方は薬を飲んで症状を抑えたりしているのではないでしょうか。しかし、何気なく飲んでいる薬でも眠くなりやすい成分が入っていると運転に支障をきたし、交通事故に繋がる恐れがあります。
車の交通事故件数のTOP5は「安全不確認」「わき見運転」「動静不注意」「漫然運転」「運転操作不適」と、どれも集中力低下が原因で起こる事故です。
薬を服用すると眠たくなり、頭がぼーっとして集中力が低下してしまうものもあり服用には注意が必要です。
さらに道路交通法第66条に「何人も、過労、病気、薬物の影響、その他の理由により正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない」と記載されています。
もし、薬を服用した状態で交通事故を起こしてしまうと保険金が支払われない可能性があります。
車を運転する方は薬を処方してもらうときは集中力低下や、眠くなりやすい成分が入っていないものを処方してもらい、市販薬を買う場合は薬局の薬剤師に相談し副作用のないものを購入するようにしましょう。
また、持病があり、薬の用法、用量を適切に守らないと交通事故を起こしてしまう危険性があります。例えば高血圧の方の場合は降圧剤を服用せずに運転すると、運転中に緊張状態になった際、脳や心臓に負担がかかり、突然脳内出血や、心筋梗塞を起こす恐れがあります。
糖尿病の薬を飲んでいる方は、食事をとらない上、薬の服用をせずに運転をすると低血糖になり運転中に意識がもうろうとする場合があります。
薬を服用しているドライバーは処方薬の内容を理解し、用法、用量を守り、適切に服用することが大切です。