厳しい寒さが続きますがいかがお過ごしでしょうか。この時期に気をつけなければならないのが車のスリップ事故です。雪によるスリップ事故・雨や霜が凍結することによるス
・・・(続きはこちら) 厳しい寒さが続きますがいかがお過ごしでしょうか。この時期に気をつけなければならないのが車のスリップ事故です。雪によるスリップ事故・雨や霜が凍結することによるスリップ事故が毎年発生しています。スタッドレスタイヤの装着などを早めに行いタイヤの性能を過信せず運転することが大切です。今回はスリップ事故を防ぐために注意すべきポイントを紹介したいと思います。
➀橋の上・・・橋の上は地面に接してない為、気温が下がりやすく凍結しやすい場所となっています。
②日陰・・・降雪後に雪が解けずに残っている場合や、雪解け水や霜が凍りやすくなっている為危険なポイントとなっています。
③カーブ・・・積雪や凍結で道路が滑りやすくなっているとカーブの遠心力で外側へ滑ってしまうことがあります。
④坂道・・・下り坂、上り坂ともに危険なポイントがあります。
下り坂ではブレーキを頻繁に使うと車体をコントロールできなくなる可能性があります。エンジンブレーキを活用して減速しましょう。上り坂ではアクセルを急に踏むとタイヤが空転することがあるので慎重に捜査しましょう。
⑤交差点・・・交差点は交通量が多い影響で雪が圧雪されアイスバーンになりやすい場所になります。
⑥トンネルの出入り口・・・目の明暗順応の遅れにより前方が見にくい上、風の影響があり出入り口付近は路面が凍結しやすくなっています。
路面凍結時の運転のポイント
先ほど紹介したポイントでは事故が多発しています。車の速度を十分に落として走行しましょう。万が一スリップしてしまっても急ブレーキ、急ハンドル、急アクセルはせず、落ち着いて状況を判断し、タイヤのグリップ力が戻ってきたら少しずつタイヤを戻していきましょう。しかし大きくスリップしてしまった場合はそのままではスピンしてしまう危険性があります。このような状況には「カウンターステア」という操作が有効です。例えば後輪が左に滑ったらハンドルをゆっくり左に切り、後輪が右に滑ったら右にハンドルを切るというように後輪が滑った方向と同じ方向にハンドルを切ると車体が安定し徐々にタイヤのグリップ力が回復していきます。
以上のことを踏まえ冬のスリップ事故を無くし、厳しい寒さを乗り越えましょう!