秋になると動物たちは繁殖期に入ったり冬眠前に食料を求めて山沿いの街や道路に姿を現しやすくなります。山梨で車を運転していて動物に遭遇したことがある方は多いのでは
・・・(続きはこちら) 秋になると動物たちは繁殖期に入ったり冬眠前に食料を求めて山沿いの街や道路に姿を現しやすくなります。山梨で車を運転していて動物に遭遇したことがある方は多いのではないでしょうか。今回は車で動物と接触してしまった際の対処法、予防法をお伝えします!
道路上で発生する野生動物の死亡事故を「ロードキル」と言います。動物の生息域に道路が整備されたことが主な原因です。野生動物が出没する危険が高い道路にはドライバーへの注意喚起のために「動物が飛び出す恐れあり」という警戒標識が設置されています。
こうした警戒標識を見たら速度を抑え、動物の飛び出しに注意して走行しましょう。なかでも鹿や熊などの大型動物との衝突事故は非常に危険で状況によってはドライバーや同乗者が負傷する人身事故に繋がる危険性もあります。
高速道路で野生動物に遭遇したら
一般道同様、高速道路等も野生動物の生息域に建設されることも多いためロードキルが多発しています。一般道よりも速度が速い高速道路等は動物との回避や衝突時に被害が大きく深刻な事故に繋がる傾向があります。警戒標識に注意し前方に注意して運転しましょう。もし野生動物に遭遇しても急ハンドルは絶対に避けましょう。ブレーキで回避できない場合は大型動物出ない限りは衝突するしかありません。夜行性の動物が多いので周囲の交通状況に応じてハイビームを積極的に使っていきましょう。
野生動物と衝突してしまったら
野生動物と衝突してしまったら事故の発生を警察に連絡します。この時負傷者がいる場合、もしくはガードレール等の破損や後続車との衝突が発生した場合は併せてその旨も伝えます。任意保険を使うには事故証明が必要となるため、警察には必ず通報しましょう。
野生動物との衝突事故で車両が破損した場合は単独事故扱いとなります。車の修理には任意保険の車両保険を使うことになります。負傷者が出た場合は人身傷害補償や搭乗者傷害で保障されます。ただし、内容によっては保険が使えない場合もあるので詳細は保険会社に問い合わせてください。